家族と同じ食事を楽しめる!「ふだんの食事で調整できる難しくない治療食」で続けられる食事療法を

健康・医療
ふだんの食事で調整できる難しくない治療食

ふだんの食事で調整できる難しくない治療食

著者 宮本 佳世子(著/文)
出版社 瀬谷出版
発売日 2026年5月21日
ページ数 152ページ
判型 B5判
ISBN 9784902381504

糖尿病などで食事療法が必要になると、毎食の計算や食材制限が大きな負担になりがちです。本書は、そんな悩みを抱える方に向けて、おなじみの25献立を治療食にアレンジする方法を提案します。エネルギー・脂質・塩分・形態の4つの調整法を「大づかみ」でわかりやすく解説し、複雑な計算なしで実践できるのが特長です。魚・肉・卵豆腐・麺パンをメインにした献立展開で、家族と同じメニューを共有できるため、「一人だけ別メニュー」の寂しさや作る側の負担も軽減。治療食の基礎知識も充実しており、続けられる食事療法の心強い味方となる一冊です。

この本の注目ポイント

✔ 複雑な計算不要!25献立を治療食にアレンジ

本書最大の魅力は、細かいカロリー計算から解放されること。おなじみの献立を4つの治療食タイプ(エネルギー・脂質・塩分・形態)に「大づかみ」で調整する方法を示すため、挫折しがちな食事療法も無理なく続けられます。魚・肉・卵豆腐・麺パンをメインにした献立で、毎日の食事作りに実践的です。

✔ 家族と同じものが食べられる喜び

治療食というと「別メニュー」を想像しがちですが、本書の調整法なら家族と同じ食卓を囲めます。作る側の負担も減り、食べる側も孤独感を感じません。「バランスよく食べる」ことの大切さを前書きで強調しているように、制限ではなく調整という前向きなアプローチが心に響きます。

✔ 実践に役立つ基礎知識も充実

献立アレンジだけでなく、食材・料理・調味料の基礎知識、栄養食事指導、糖尿病の食事療法についてのコラムも掲載。材料別さくいんも付いているため、手持ちの食材から献立を考えたいときにも便利です。治療食作りの「困った」に幅広く対応できる構成になっています。

目次

第1章 食事調整の考え方について
エネルギー調整食
脂肪調整食
塩分調整食
形態調整食
第2章 基本献立と展開の方法
魚がメインの献立
肉がメインの献立
卵・豆腐がメインの献立
麺・パンがメインの献立

治療食をおいしく食べるための基礎知識 
  食材と栄養編
  料理と栄養編
  調味料編
コラム 栄養食事指導
糖尿病の食事療法
材料別さくいん

前書きなど
 エネルギー調整が必要な方の食事で重要なのは、1日の総エネルギー摂取量の調整だけでなく、バランスよく食べるということを一緒に考えることです。
「食べない」または「特定のものだけ食べる」「カロリーを抑える」ということだけを考えず、むしろ必要量は「バランスよく食べる」ことが大切です。
(本文「エネルギー調整食」より)

版元から一言
私自身、母親の脂質調整食を作っていた経験から、食事が如何に治癒に資するかを身に染みて感じています。しかし、すぐに効果が出ない場合もあり、挫折する方が多いと聞きます。
本書は、細かい計算でなく、大づかみで治療食への展開法が書かれていますので、続けやいかと思います。また、疾患があっても家族となるべく同じ料理が食べられるような工夫がされています。
毎日の食事が楽しみになるよう、本書をお役立ていただければ幸いです。

こんな人におすすめ

  • 糖尿病などで食事療法が必要な方
  • 家族に治療食が必要な方がいて、毎日の献立に悩んでいる方
  • カロリー計算が面倒で食事療法を挫折した経験のある方
  • 栄養バランスを考えた健康的な食事に関心のある方

著者について

宮本佳世子(みやもと・かよこ)。治療食に関する豊富な知識と実践経験を持つ専門家。版元コメントには「私自身、母親の脂質調整食を…」とあり、自らの介護経験も執筆の背景にあることがうかがえます。専門性と実体験に基づいた、現場に寄り添った視点が本書の随所に活かされています。

まとめ

計算いらずで家族と同じ食事を楽しめる治療食のガイドブック。25献立の具体的なアレンジ法と充実した基礎知識で、無理なく続けられる食事療法を実現します。

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