【2026年5月刊行】実務に活かす 最新 国際課税の重要判決――35事例から学ぶ税務訴訟対策

ビジネス書
実務に活かす 最新 国際課税の重要判決

実務に活かす 最新 国際課税の重要判決

著者 山崎 昇(著/文)…他2名
出版社 日本法令
発売日 2026年5月21日
価格 4,800円+税
ページ数 588ページ
判型 A5判
ISBN 9784539731581

グローバル化が進む現代、国際課税をめぐる税務訴訟は大型化・複雑化し、その金額も高額化の一途をたどっています。本書は、外国子会社合算税制(CFC税制)、移転価格税制、源泉国際課税、租税条約、個人の国際課税など、近年の代表的な判決35事例を詳細に分析。デンソー事件やサンリオ事件といった最高裁判決から地裁・高裁の最新事例まで網羅し、実務上の注意点と具体的な備え方を提示します。国際取引に携わる企業の税務担当者や税理士にとって、リスク管理と訴訟対策の必携書となる一冊です。

この本の注目ポイント

✔ 近年の重要判決35事例を体系的に分析

デンソー事件(最高裁平成29年)、サンリオ事件(最高裁令和4年)など、実務に大きな影響を与えた判決を厳選。外国子会社合算税制から個人の国際課税まで、幅広い論点を網羅的に取り上げ、判決の要旨と実務への影響を明確に解説しています。

✔ 総論で最近の争訟動向を俯瞰

第1部の総論では、国際課税をめぐる争訟事件の最近の動向を6つのカテゴリーに分類して整理。個別判決の詳細に入る前に、全体像を把握できる構成となっており、税制改正の方向性や司法判断の傾向を理解する上で有益な視点を提供します。

✔ 実務における注意点と備え方を明示

単なる判例解説にとどまらず、各事例から導き出される実務上の注意点と具体的な対策を提示。移転価格文書の整備、租税条約の適用方法、CFC税制の適用除外要件の検討など、実際のビジネスシーンで活用できる実践的な内容が充実しています。

目次

第1部 総論―国際課税をめぐる争訟事件の最近の動向―1 外国子会社合算税制2 移転価格税制3 その他法人の国際課税4 源泉国際課税5 租税条約6 個人の国際課税7 その他の重要判決第2部 国際課税をめぐる判決第1章 外国子会社合算税制事件1 特定外国子会社等の主たる事業は「株式の保有」に係る事業には該当せず、CFC税制が適用除外とされた事件(デンソー事件/最高裁平成29年10月24日判決)事件2 未処分所得の金額の計算における減価償却費の計算について争われた事件(最高裁平成30年6月15日判決)事件3 適用除外の可否が争われた事件(サンリオ事件/最高裁令和4年8月8日決定)事件4 来料加工取引において管理支配基準が争われた事例(東京高裁令和4年11月17日判決)事件5 特殊関係非居住者に該当するか否かが争われた事件(東京地裁令和5年3月16日判決)事件6 再保険契約に係る非関連者基準の判断をめぐる事件(日産事件/最高裁令和6年7月18日判決)事件7 課税対象金額の有無をめぐって争われた事件(みずほ銀行事件/最高裁令和5年11月6日判決)事件8 居住者が非居住者時代に設立した外国法人に係る外国子会社合算税制の法令の解釈・適用の在り方が争われた事件(最高裁平成30年4月12日決定)第2章 移転価格税制事件9 再販売価格基準法に準ずる方法と同等の方法による課税の適否が争われた事件(アドビ事件/東京高裁平成20年10月30日判決)事件10 内部比較対象取引を採用した原価基準法による課税において、差異調整の要否が争われた事件(日本圧着端子事件/大阪高裁平成22年1月27日判決)事件11 シークレット・コンパラブルである関連会社間取引を比較対象取引として行った推定課税の適否が争われた事件(エスコ事件/最高裁平成26年8月26日決定)事件12 販管費を分割要因とする寄与度利益分割法の適用

こんな人におすすめ

  • 国際取引を行う企業の税務担当者
  • 国際課税に携わる税理士・会計士
  • 税務訴訟のリスク管理を強化したい企業法務担当者
  • 国際税務の最新動向を把握したい専門家

著者について

山崎昇氏をはじめとする国際課税の専門家3名による共著。長年にわたり国際税務の実務と研究に携わり、複雑化する国際課税問題について、判例分析と実務対応の両面から豊富な知見を有する執筆陣が、最新の判決動向を踏まえた実践的な解説を展開しています。

まとめ

国際課税をめぐる重要判決35事例を分析し、実務対応策を提示する専門書。税務訴訟リスクへの備えを強化したい企業・専門家必携の一冊です。

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