3秒で分かる要約
こんな人向け:
- 感動的な実話が好きな人
- 人生について深く考えたい人
- 愛と家族の絆に心を揺さぶられたい人
- 映画化作品の原作を読みたい人
本書の読みどころ
24歳で亡くなった女性が、ステージⅣのがんと闘いながら綴った日記。映画化される実話を文庫化した感動作。人生の大切さを痛感させられる必読書です。
結論:この本はこんな人に刺さる
人生の短さと深さについて考えさせられる珠玉の一冊です。特に、母親が我が子のために必死に生きようとした日記の描写は圧倒的で、何度も涙が止まりません。映画『ママがもうこの世界にいなくても』の鑑賞前後に読むことで、より深い理解が得られる作品として強くおすすめできます。
どんな本?
ステージⅣの大腸がんを宣告された21歳の遠藤和さん。交際相手の将一さんとの出会い、結婚、妊娠、そして出産。すべてが奇跡の連続だった。2021年9月、24歳で旅立つまでの約3年間、彼女が綴った日記から浮かび上がるのは、命がけで愛する人たちとの時間を重ねていく姿。川口春奈主演の2026年秋公開映画の原点となった実話の文庫化。
あらすじ
21歳でステージⅣの大腸がんを宣告された遠藤和さんは、交際中だった将一さんの『絶対、別れない』という言葉を信じ、22歳で結婚式を挙げました。日本テレビの番組でも放映され話題となったその結婚式から始まる物語。やがて彼女が下した決断は、抗がん剤治療を中断してでも『私たちの子』に出会うこと。それは多くの人が反対する選択でしたが、彼女の『死んでも死にきれないよ』という言葉で将一さんも決意を共にしました。奇跡的な妊娠と出産、そして懸命な子育ての日々を、彼女は亡くなる10日前まで日記に綴っていたのです。
この本の魅力
魅力① 命の重みを問い直す日記の力
この本の最大の魅力は、本人による日記という形式で時間の経過を追える点です。抽象的な『感動の物語』ではなく、その日その日の生々しい感情や葛藤、喜びが記録されています。余命宣告を受けた日の心情から、わが子の胎動を感じた喜び、そして衰えていく身体の中での母としての奮闘まで。ありのままの言葉だからこそ、読者の心に深く刻み込まれます。
魅力② 愛する者たちとの絆の美しさ
本作で描かれるのは、夫・将一さんとの絆、両親との関係、そして生まれてくる子どもへの無条件の愛です。特に将一さんとの会話の中に登場する『絶対、別れない』という約束は、何度読んでも心が揺さぶられます。理屈ではなく、家族として向き合う姿勢の尊さが自然と伝わってくるのです。それは決して感情的な美化ではなく、現実の葛藤と迷いの中でなお愛を選び続ける二人の姿です。
魅力③ 『その後』の物語—父と娘の5年間
本書に収録された1万8000字の特別寄稿『あの日から、僕らは』は、遠藤和さんの父親が書いた娘との別離後の5年間の記録です。これにより、本作は単なる『闘病記』ではなく、家族が喪失とどう向き合い、どのように生きていくのかを描いた作品へと昇華しています。この視点の追加により、読者は個人的な悲しみから普遍的な人生経験へと導かれるのです。
読んだ人の感想
「あっという間に読み終わってしまった」という感想が聞こえてきそうです。日記形式で時系列に綴られているため、本のページをめくる手が止まりません。同時に『生とは何か』『愛とは何か』という根源的な問いが、心の片隅に残る、そんな特別な読書体験になるはずです。
こんな人におすすめ
- 人生の大切さについて深く考えたい方
- 愛する者との絆の尊さを再認識したい方
- 2026年公開の映画『ママがもうこの世界にいなくても』を観る予定の方
- 実話に基づいた感動作を求めている方
目次
出産(2020年7月?2021年3月)
余命宣告(2021年4月?7月)
2021年8月30日
遠藤さん(2016年9月?2017年9月)
私、がんなんだ(2018年8月?12月)
結婚(2018年12月?2019年12月)
妊娠(2019年12月?2020年7月)
私の命の日記(2021年7月?9月)
おわりに
特別寄稿 あの日から、僕らは
著者について
遠藤 和

ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記
| 著者 | 遠藤 和 |
| 出版社 | 小学館 |
| 発売日 | 2026年6月5日 |
| 価格 | 770円+税 |
| ページ数 | 368ページ |
| 判型 | 文庫判 |
| ISBN | 9784094075731 |
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本書は2026年6月5日に小学館から文庫化されます。映画公開前にぜひ手にとって、命がけで生きた女性の物語を追体験してください。



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