『緋のつがい』さいとうちほが描く源平鬼絵巻、急展開の第3巻登場

コミック・雑誌

3秒で分かる要約

★★★★☆
おすすめ度
スコア: 4.2/5.0
難易度: 読みやすい

こんな人向け:

  • ファンタジー・歴史冒険譚が好きな人
  • 鬼や妖怪の恋愛ドラマに興味がある人
  • 源平の乱を題材にした作品を探している人
  • さいとうちほのファン
読む目安:2時間

本書の読みどころ

月刊flowersで大人気連載中の『緋のつがい』最新巻。つがいの死、選択と絶望。

鬼たちの愛憎が激突する源平ファンタジーの急展開を追える一冊です。

結論:この本はこんな人に刺さる

源平の時代背景とファンタジーを融合させた世界観が好きな人なら、強くおすすめできる作品です。特に、つがいという関係性を通じて描かれる鬼たちの複雑な感情と、主人公暁の選択がもたらす波紋の描き方が秀逸です。

連載を追っている読者はもちろん、このタイミングから読み始める新規読者にとっても、物語の深さと次巻への期待感が大きく高まる内容になっています。

どんな本?

青つ鬼・瑠璃が死を迎える衝撃の展開から始まる第3巻。暁がつがいとして選んだ瑠璃に対して、激高した過去のつがい・青藍が容赦ない行動に出てしまう。

瑠璃の復活は叶うのか、そして新たな鬼の登場も予告された、目が離せない急展開が詰まった一冊です。

新刊Hubがこの本を紹介する理由

『とりかえ・ばや』『輝夜伝』で知られるさいとうちほの最新作が、いよいよ大きなターニングポイントを迎えました。源平という歴史背景を活かしながら、鬼という非日常的な存在を通じて、愛と復讐、選択と覚悟といった普遍的なテーマを描く独特の世界観が評価されています。

連載媒体『月刊flowers』の人気ぶりから判断しても、このシリーズは今もっとも注目すべき少女漫画作品の一つです。

あらすじ

暁がつがいとして選んだのは、青つ鬼・瑠璃。平家に復讐する力を手に入れるためのその選択は、しかし過去のつがい・青藍の激怒を招いてしまう。

瑠璃のすべての血を奪い去った青藍は、「あなたたちのつがいは終わり」と言い残して去っていく。

崩れ落ちる瑠璃、そして残された暁はどうなるのか。果たして瑠璃の復活はあるのか、それとも新たな展開が待つのか。

さらには新しい鬼の登場も予感させられ、源平の乱の中で繰り広げられる鬼たちの暗躍と愛憎の物語は、予測不可能な次の局面へ突入します。

この本の魅力

魅力① つがいという関係性がもたらす複雑な愛憎

単なるパートナーではなく「つがい」という唯一の存在。その関係性のもとで生まれる信頼、裏切り、執着、怒りといった感情が非常にリアルに描かれています。

青藍の激怒も、瑠璃への執着も、暁の揺らぎも、すべてがこのつがい制度に起因しており、読者はキャラクターたちの感情に自然と引き込まれていきます。

魅力② 源平の時代背景を活かしたダークファンタジー

歴史と創作が見事に融合した世界観。平家への復讐という目的と、鬼という非日常的な存在が組み合わさることで、独特の緊張感が生まれています。

さいとうちほの『輝夜伝』で定評のある、歴史ファンタジーの描き方が、ここでも遺憾なく発揮されており、物語に説得力と奥深さを与えています。

魅力③ 次々と転がるターニングポイントと新要素の登場

第3巻での瑠璃の死は、読者の予想を大きく超える展開です。さらに新たな鬼の登場も暗示され、物語は確実に新局面へ向かっています。

長編連載ものながら、各巻で目が離せない急展開が続くため、一気読みの衝動に駆られること必至。先が気になって仕方ない、そんな中毒的な面白さがあります。

読んだ人の感想

「瑠璃のあの展開は本当に予想外だった」「暁とつがいの関係がこんなことになるなんて」という驚きと、「次巻が待ち遠しい」というもどかしさが同時に生まれる、まさに連載漫画の醍醐味を味わわせてくれる一冊。複雑に絡み合った人間関係と、切迫した状況の中で、キャラクターたちはどう動くのか。

その先が気になって、つい続きが気になってしまう魔力があります。

こんな人におすすめ

  • 『輝夜伝』や『とりかえ・ばや』といったさいとうちほの過去作品で、その世界観に惹かれた読者
  • 源平時代やファンタジー要素のある歴史冒険譚が好きな人
  • 複雑な人間関係と心理描写をじっくり味わいたい、少女漫画ファン
  • 連載漫画の急展開や伏線、ターニングポイントのドキドキ感を求めている人

読む前に知っておきたいポイント

本作は連載作品の第3巻となるため、第1巻から順に読むことで、つがい制度や登場人物たちの背景、暁と瑠璃の関係構築の過程がより深く理解できます。

ファンタジー的な世界観と歴史冒険譚を求める読者には最適ですが、恋愛が物語の中心だと期待していると、人間関係の複雑さや政治的な思惑が前面に出てくることに驚くかもしれません。むしろ、キャラクター同士の心理戦や選択の結果がもたらす変化を楽しむ作品です。

著者について

さいとう ちほ

緋のつがい

緋のつがい

著者さいとう ちほ
出版社小学館
発売日2026年7月9日
価格540円+税
ページ数168ページ
判型新書判
ISBN9784098734214

類似作品

『輝夜伝』や『とりかえ・ばや』でさいとうちほの世界観に引き込まれた読者なら、当然『緋のつがい』もおすすめ。歴史背景とファンタジーの融合、複雑な人間関係を描く作品として、『夜明け前より瑠璃色な』や『ヴァンパイア騎士』といった作品も相性良好です。

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月刊flowersでの連載でも話題の『緋のつがい』、この急展開を逃すわけにはいきません。ぜひ手にとってみてください。

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