『にっきにき日記』堂前透の奇想天外な日常エッセイが一冊に

文芸

3秒で分かる要約

★★★★☆
おすすめ度
スコア: 4.2/5.0
難易度: 読みやすい

こんな人向け:

  • ユーモア溢れるエッセイが好きな人
  • 日常の中の面白さを探している人
  • イラストと文章で楽しみたい人
  • 休日に一気読みしたい人
読む目安:2.5時間

本書の読みどころ

SNSで話題の堂前透による奇想天外なエッセイ集。予測不可能な日常の出来事を独特のユーモアで綴った作品です。笑いと驚きに満ちた読み心地が特徴で、クスッと笑える瞬間が満載です。

結論:この本はこんな人に刺さる

結論から言うと、日常の何気ないことを面白がれる感性を持った人ならかなり楽しめる作品です。特に『キストレーニングセンター』『フック専門店』といった奇抜な発想の数々が秀逸で、SNSでも話題になりそうな要素に満ちています。堂前透のユーモアセンスが詰まった一冊として、新感覚のエッセイを求めている読者に強くおすすめできます。

どんな本?

noteやトークアプリ755で配信されていたエッセイから厳選したエピソードに、2026年の最新日記とイラストの書き下ろしを加えた一冊。作者の数奇で不可思議な日常が、独特のユーモアとイラストで表現されています。240ページの四六判で、気軽に読める構成になっています。

新刊Hubがこの本を紹介する理由

SNSで既に定着した著者のファンを取り込める話題性と、エッセイ・随筆ジャンルにおける新しい笑いのスタイルが評価ポイントです。KADOKAWAという大手出版社からの刊行により、これまでデジタルプラットフォームに限定されていた創作がついに書籍化される転換点となります。予測不可能な日常ネタは、共感と笑いを求める現代読者にとって新鮮な魅力となるでしょう。

あらすじ

堂前透による、日常のどうでもいいようで、そうでもない物語の数々。キスが上手になりたくてキストレーニングセンターへ向かったり、フックの日を記念してフック専門店『鈴木フックくん』を訪れたり、アニメ映画で『芽キャベツ?珍しいですね』というただ一行のセリフを担当したり。常識の枠を外れた発想と、その実行に至るまでの思考過程が面白おかしく綴られています。イラストも随所に挿入され、著者の世界観をより立体的に体験できる一冊となっています。

この本の魅力

魅力① 予測不可能な発想と実行力の面白さ

『キスが上手になりたい』という一般的な悩みを『キストレーニングセンター』という実在しない施設への訪問で解決しようとする発想。著者は常に現実と創造の境界線を絶妙に揺らがせながら、読者を笑わせます。この予測不可能性が何度も繰り返されるため、ページをめくるたびに次は何が起こるのかという期待感が途切れません。日常のつまらなさを面白さに変える視点の転換が、この作品の最大の魅力です。

魅力② SNS時代に最適化された短編構成とイラスト

本書は単行本化されながらも、デジタルプラットフォーム向けに書かれた短編の集合体です。そのため一つ一つのエピソードが完結しており、どこから読み始めても楽しめます。加えて書き下ろしイラストが随所に挿入されることで、文字だけでは伝わらない著者の世界観を可視化。テキストとビジュアルの相乗効果が、読むたびに新しい発見をもたらします。

魅力③ 読者も『自分の日常を違う角度で見たくなる』という波及効果

この本を読んだ後、読者は自分の日常の何気ないことに対して『これはどう変換できるだろう』と考え始めます。著者の思考回路を追体験することで、自分自身の創造性が刺激されるのです。つまり、この本は単なる『読む』だけでなく、『見方を変えるトレーニング』になっているという点が、従来のエッセイとは異なる価値を持っています。

読んだ人の感想

ページをめくるたびに『え、これどうなるの?』という驚きの連続。思わず笑顔になる瞬間が何度も訪れ、あっという間に読み終わってしまいました。読んだ後は、自分の日常も著者の視点で見てみたくなる。そんな不思議な中毒性を持った作品です。

こんな人におすすめ

  • SNSで著者の投稿を既に知っていて、もっと読みたいと感じている方
  • エッセイや随筆が好きだが、新しいスタイルを求めている方
  • 日常の細部から笑いや発見を見つけるのが好きな方
  • 独特のセンスと視点を持つクリエイターの作品に惹かれる方

読む前に知っておきたいポイント

このエッセイは『起承転結がある物語』を期待して読むと少し異なる印象を持つかもしれません。むしろ『日常の何気ない瞬間を違う角度から見ると面白い』という視点を楽しむ作品です。SNSで著者のツイートやnoteを既に読んでいる方は、さらに深掘りされた内容に満足するでしょう。一方、従来のエッセイ形式を想定している読者にとっては、予測不可能な展開が新鮮に映るはずです。短編的に読むこともできるため、隙間時間での読書にも最適です。

著者について

堂前 透

にっきにき日記

にっきにき日記

著者堂前 透
出版社KADOKAWA
発売日2026年6月19日
価格1,800円+税
ページ数240ページ
判型四六判
ISBN9784046077844
📖 KADOKAWA

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気になった方は、ぜひチェックしてみてください。2026年6月19日発売予定です。

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