3秒で分かる要約
こんな人向け:
- 柔道に興味がある人
- スポーツ漫画が好きな人
- 青春ドラマを楽しみたい人
- シリーズを継続して読んでいる人
本書の読みどころ
バルセロナオリンピック最終選考会を舞台に、音羽海上女子柔道部の熾烈な戦いが繰り広げられます。この巻では宮崎先輩の隠し技とえもの激戦が見どころ。
柔道漫画ファンなら確実に楽しめる一冊です。
結論:この本はこんな人に刺さる
どんな本?
JJM社会人編第5巻は、バルセロナオリンピック最終選考会という舞台の上で、複数の登場人物が己の限界に挑む物語です。階級を下げて出場したキャプテン・宮崎先輩は、優勝候補・北角の圧倒的なスピードに追い詰められながらも、秘策を駆使して逆転を狙います。
同時にえもも格上のベテラン選手との対戦を控え、大会全体が激動の渦中にあります。
新刊Hubがこの本を紹介する理由
長編青春柔道漫画『JJM』がいよいよ社会人編も5巻目に到達し、ストーリーの緊張度が急速に高まっています。アマからプロへの転換期を描く本シリーズは、単なるスポーツ漫画を超えた人間ドラマとして評価されており、特にこの巻で登場する『秘策』の伏線は前巻からの読み込みが活きる構成になっています。
今、このタイミングで手に取ることで、オリンピック代表選出という大きな転機を一気読みする満足感が得られます。
あらすじ
バルセロナオリンピック最終選考会は、全国から一流選手が集結する魔物の潜む大会。その舞台で、キャプテン・宮崎先輩は大きな決断を下します。
それは階級を下げての出場。そこで彼女は2回戦で優勝候補・北角と激突することになるのです。
北角の圧倒的なスピード、終わることのないラッシュ攻撃に、防戦一方となる宮崎先輩。
しかし柔道界での経験、そして用意周到に準備した秘策が、この絶望的な状況を打ち破ろうとします。一方、2回戦に駒を進めたえもは、格上のベテラン選手との相対を余儀なくされ、激戦必至の状況へ。
栄光のオリンピック代表の座を手にするのは果たして誰なのか。
この本の魅力
魅力① 階級変更による新たな挑戦|弱さとの向き合い方
宮崎先輩が階級を下げるという決断は、単なるゲーム的な『クラス変更』ではなく、自分の弱さを直視し、それでもなお前に進もうとする大人の覚悟を表現しています。強者が弱者になる過程で何が起こるのか、どう戦うのかが丁寧に描かれており、読者も主人公たちと一緒に緊張感を共有できます。
この心理的な重さが本作を単なるスポーツ漫画から一歩進めた人間ドラマにしているのです。
魅力② 『秘策』という伏線の回収|構成の巧みさ
本巻で宮崎先輩が発動する秘策は、決して唐突ではなく、前巻までの積み重ねの中で種が蒔かれていました。長編漫画において、キャラクターの成長と戦術の進化を同時進行させるのは難しいものですが、本作はそのバランスを見事に成立させています。
読者の『もしかして…』という予測と期待が、どう裏切られ、どう応えられるのかが、本巻の最大の読みどころになります。
魅力③ 複数視点による緊迫感|全員が主人公の大会描写
本巻では宮崎先輩とえもの両者の試合が並行して描かれ、各自が異なる相手との対戦を余儀なくされています。この構成により、一つの大会の中で複数のドラマが同時進行し、結果としてページをめくる手が止まらなくなります。
また登場人物全員が『主人公』として扱われているため、誰にエモーショナルな感情移入ができ、等しくその成功と失敗に心揺さぶられるのです。
読んだ人の感想
試合を通じた選手たちの葛藤と成長描写が本当に丁寧で、ついつい一気読みしてしまいました。結末だけを知りたいのではなく『そこに至るまでの過程』を追体験したくなる、そんな吸引力を持つ作品です。
続きが気になって眠れなくなるほど。
こんな人におすすめ
- 青春スポーツ漫画が好きで、人間ドラマとしての深みを求める方
- 女性アスリートの葛藤や成長の過程に共感できる方
- 長編シリーズ作品を追い続けるのが好きで、社会人編の流れを追いかけている方
- 柔道の技術的な面白さだけでなく、戦術や心理戦に興味がある方
読む前に知っておきたいポイント
本巻は社会人編の連続ストーリーとなっているため、できれば第1巻からの通読をおすすめします。ただし各巻で完結した試合も多いため、この第5巻から入っても基本的な流れは理解できます。
期待値としては、単なる試合結果ではなく『選手たちがどう判断し、どう行動するのか』という心理描写に注目すると、より深く楽しめます。一方、超人的な必殺技や常識外れの展開を期待する方には、本作は『リアルな柔道』を描く作風のため、少し違う印象を受けるかもしれません。
著者について
恵本 裕子
小林 まこと

JJM 女子柔道部物語 社会人編(5)
| 著者 | 恵本 裕子、小林 まこと |
| 出版社 | 講談社 |
| 発売日 | 2026年7月8日 |
| 価格 | 720円+税 |
| ページ数 | 192ページ |
| 判型 | B6判 |
| ISBN | 9784065439982 |
類似作品
柔道を題材にした本作が好きなら、同じく格闘技の本質を描く『刃牙』シリーズや、女性アスリートの成長を描く『ハイキュー!』も類似の魅力を持っています。
スポーツを通じた人間ドラマの深さを求める読者にぴったりです。
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オリンピック選考という大きな節目を迎える本巻は、シリーズの中でも特に注目すべき一冊です。ぜひ手に取ってみてください。


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