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3秒で分かる要約
こんな人向け:
- ミステリー・推理小説好きの読者
- 警察小説のファン
- 米澤穂信の著作に興味のある読者
- 本格ミステリと現実的なストーリーの両立を求める読者
本書の読みどころ
ミステリーランキング三冠に輝いた米澤穂信の傑作がついに文庫化。煙たがられながらも卓越した捜査能力を持つ葛警部が、連続放火から身元不明死体まで難事件の真実を見抜く。
本格ミステリ好きなら必読の一冊です。
結論:この本はこんな人に刺さる
どんな本?
群馬県警捜査第一課の葛警部は、上司にも部下にも疎まれる存在だ。だが誰もが彼の捜査能力の確かさを認めている。
連続放火事件、見つからぬ凶器、バラバラ死体、不可解な立てこもり――複雑に絡み合う事件の奥に潜む真実を、葛警部だけが見抜く。
米澤穂信が初めて手がけた警察×本格ミステリの傑作。
新刊Hubがこの本を紹介する理由
著者・米澤穂信の警察小説は新たなジャンル開拓であり、本作がミステリーランキング三冠という重要な評価を得たことは、本格ミステリ好きにとって見逃せないタイトルです。文庫化により手軽に読める状態になった今が最適なタイミング。
従来の探偵役ではなく、組織内で孤立する刑事が謎を解く設定は、警察小説とミステリーの新しい融合を示しており、同ジャンルの読者層にとって重要な作品として位置づけられています。
あらすじ
難事件ばかりを担当する群馬県警捜査第一課の葛警部。上司からは目の敵にされ、部下からも敬遠される彼だが、その捜査能力に疑いを持つ者は誰もいない。
次々と舞い込む困難な事件――連続放火、凶器不明の殺人、身元が判明しないバラバラ死体、容疑者が籠城する立てこもり事件。一見すると繋がりのない事件の数々。
しかし葛警部の目には、他の誰も見えない真実が浮かび上がる。
孤立した警部が、冷徹な捜査能力で事件の闇を照らし出す。本格ミステリの醍醐味と警察小説のリアリティが融合した傑作。
解説は有栖川有栖。
この本の魅力
魅力① ミステリーランキング三冠に輝いた本格ミステリの極意
本作は複数のミステリーランキングで三冠を達成した、公式に認められた傑作です。単なる警察小説ではなく、真犯人の特定、動機の解明、事件の全貌という本格ミステリの基本を完璧に満たしています。
謎から謎へ導かれ、最後に全てが繋がる快感――それが本作を三冠に導いたのです。著者・米澤穂信の確かな構成力が冴え渡っています。
魅力② 警察小説の枠を超えた新しい主人公像
葛警部は、組織に属しながらも組織に抗う異質な存在です。上司にも部下にも疎まれるこの設定により、単なる事件解決者ではなく、人間ドラマとしての深さが生まれています。
一匹狼の刑事が迷宮入り間近の事件を解く。その緊迫感と孤独感が、読者を事件の虜にしていきます。
警察小説の新しい可能性を示した革新的なキャラクター設定です。
魅力③ 連続性のある複数事件が絡み合う構成美
連続放火、凶器不明殺人、身元不明死体、立てこもり事件。一見バラバラに見える四つの事件が、実は深く繋がっているという構成。
個別の謎解きの満足度と全体の真実が明かされる瞬間の快感。両方を手に入れた見事なミステリー構成です。
ページをめくる手が止まらなくなる、計算し尽くされた物語設計。
公開情報から想定できる読書体験
本作から期待できるのは、謎解きの純粋な喜びです。事件現場の描写から犯人追跡、真実の解明まで、本格ミステリとしての約束をしっかり果たしています。
一方で、警察小説としてのリアルな人間関係や捜査手法の詳細さも同時に楽しめます。ミステリと警察小説の両ジャンルの読者に満足度が高いバランスの取れた作品です。
こんな人におすすめ
- 本格ミステリが好きで、謎解きの喜びを求める読者
- 米澤穂信の作品をこれまで読んだことがある方
- 警察小説とミステリーの融合に興味がある読者
- 複数の事件が絡み合う構成の物語を好む方
読む前に知っておきたいポイント
本格ミステリの快感を求める読者に強くおすすめできます。複数の事件が絡み合い、その全貌が明かされるプロセスを楽しむ構成になっています。
注意点としては、登場人物たちから疎外される主人公の視点で進むため、親しみやすい人間関係を期待する読者には若干の距離感があるかもしれません。しかし謎解きの純粋な喜びを重視する読者にとっては、その客観性こそが物語の強みになります。
著者について

可燃物
| 著者 | 米澤 穂信 |
| 出版社 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2026年9月2日 |
| 価格 | 770円+税 |
| ページ数 | 320ページ |
| 判型 | 文庫判 |
| ISBN | 9784167925543 |
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ミステリーランキング三冠の傑作、『可燃物』。難事件を次々と解く葛警部の捜査を追体験できます。
本格ミステリ好きはぜひこの機会に文庫版でチェックしてみてください。



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