ウェイバーズ 1 嘘を見抜く超能力で殺人事件に立ち向かう

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3秒で分かる要約

★★★★☆
おすすめ度
スコア: 4.0/5.0
難易度: 読みやすい

こんな人向け:

  • ミステリー・推理が好きな読者
  • 超能力設定が好きな読者
  • 学園ものが好きな読者
  • 山本和音の既刊作品ファン
読む目安:2時間

本書の読みどころ

雪山の秘密学園で教師殺害事件が発生。容疑者は全員超能力者の28人。

「嘘を見抜く」力を持つ主人公が真犯人を追うミステリー。山本和音の最新作がどんな展開を用意しているのか。

結論:この本はこんな人に刺さる

超能力という設定の中でロジカルなミステリーを構築する山本和音の手腕が光る作品。『生き残った6人によると』『星明かりグラフィクス』で確立された、設定と謎解きの融合を期待する読者にとって必読の一冊。

密室的な環境設定と多数の容疑者が絡む複雑なプロットは、本格ミステリファンの満足度も高いでしょう。

どんな本?

人里離れた山奥に存在する円堂学院。ここでは才能ある少年少女28人が、固有の超能力を持つ者として秘密裏に養成されている。

そこで一人の教師が殺された。全員が容疑者となる中、主人公・藤は「嘘を見抜く」超能力を武器に、真犯人を追い続ける。

新刊Hubがこの本を紹介する理由

超能力という華やかな設定を持ちながら、本格ミステリの要素を組み込む著者の力量が注目ポイント。多くの読者が求める「設定だけでない、論理的な謎解き」を実現しており、ライトノベルの枠を超えた推理小説としての価値を持ちます。

著者の前作での成功実績と、シリーズ化を想定した第1巻という位置づけから、ミステリファンにとって見逃せない新刊となっています。

あらすじ

雪の深い山奥に位置する円堂学院は、超能力者を育成する秘密の学校だ。そこに集められた28人の生徒たちはそれぞれ固有の能力を持っている。

ある日、学院の教師が殺害される事件が発生した。容疑者は学院にいる全員――つまり28人の超能力者全員が、犯人の可能性を持つ。

この事件の調査を任された主人公・藤の武器は「嘘を見抜く」という超能力。他の生徒たちの証言や行動から、誰が本当のことを言い、誰が嘘をついているのかを見抜く力を使い、藤は事件の真相へと近づいていく。

28人の超能力者、28通りの動機、28個の嘘――複雑に絡み合う謎を前に、主人公は本当の犯人にたどり着けるのか。

この本の魅力

魅力① 28人全員が容疑者という絶妙な設定

犯人を特定する対象が28人いるという設定だけで、すでに謎解きの難易度が高く設定されています。通常のミステリのように容疑者を絞り込むプロセスがなく、最初から全員が疑わしい状態。

この制約条件の中で、「嘘を見抜く」という主人公の能力が意外な方法で活躍する仕組みが、本作の核となっています。登場人物の多さを逆手に取った構成は、著者の創意工夫の現れです。

魅力② 超能力設定と本格ミステリの融合

超能力という非現実的な要素を導入しながらも、事件解明のロジックは揺るがない。これが山本和Urban の大きな強みです。

「嘘を見抜く」というシンプルかつ強力な能力が、推理を進める上でどのような制約や可能性を生むのか。その試行錯誤を通じて、読者も事件の謎に引き込まれていきます。

魅力③ 著者の実績に基づいた期待感

『生き残った6人によると』『星明かりグラフィクス』といった前作で、山本和音が確立した「設定と謎解きの両立」というスタイルが、本作でも貫かれています。

既存の読者にとっては確実な期待値があり、新しい読者にとっても「著者の代表作に続く作品」として、質の高いエンタメミステリが約束されている信頼感があります。

公開情報から想定できる読書体験

多数の容疑者が登場する密閉空間での殺人事件という、本格ミステリの王道的な設定を、超能力という現代的なスパイスで装い直した作品。謎解きの面白さを重視する読者にとって、設定の奇抜さに依存せず、ロジックで勝負する著者の姿勢が魅力的です。

こんな人におすすめ

  • 本格ミステリが好きだが、超能力などのSF要素も楽しみたい読者
  • 『生き残った6人によると』や『星明かりグラフィクス』の山本和音ファン
  • 複雑な人間関係と謎解きが絡み合う作品を求めている読者
  • ライトノベルの枠を超えた推理小説を探している読者

読む前に知っておきたいポイント

本作は超能力という設定を持ちながら、基本的には論理的な推理小説として構築されています。超能力バトルや恋愛要素を期待する読者よりも、謎解きの面白さを求める読者向けの作品です。

複数の容疑者と複雑な人間関係が登場するため、丁寧に読み進めることで初めて全体像が見えてくる構成。一気読みよりも、各章ごとに情報を整理しながら読むスタイルが、より謎解きの快感を引き出します。

著者について

山本 和音

山本 和音(やまもと かずね)は、日本の漫画家。千葉県出身。

出典:Wikipedia

ウェイバーズ 1

ウェイバーズ 1

著者山本 和音
出版社KADOKAWA
発売日2026年8月12日
価格860円+税
ページ数192ページ
判型B6判
ISBN9784045001215

類似作品

『生き残った6人によると』が好きなら、その著者の最新作『ウェイバーズ1』は確実におすすめです。同じく設定と謎解きの融合を狙う『星明かりグラフィクス』も合わせて読むと、著者の創作スタイルがより深く理解できます。

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超能力と本格ミステリの融合に興味を持たれた方は、ぜひ手に取ってみてください。第1巻から始まる新シリーズの全貌が気になります。

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