※本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。リンク先で購入された場合、当サイトに収益が発生することがあります。
3秒で分かる要約
こんな人向け:
- 大人の恋愛模様に共感できる読者
- 複雑な人間関係を描いた作品が好きな読者
- ねむようこのファン
- 現実的で葛藤のあるストーリーを求める読者
本書の読みどころ
第16回ananマンガ大賞準大賞受賞の人気作最新巻。塾講師と生徒の母親という立場を超えた恋の行方が、予期しない展開を迎えます。
大人の恋愛が抱える現実的な葛藤と、心の繋がりの深さを描いたラブストーリー。
結論:この本はこんな人に刺さる
どんな本?
塾講師・三塩遼介(27)と生徒の母親・直江奈々美(35)。互いの喪失感に寄り添い、関係を深めてきた二人の第3巻です。
遼介が元彼女との関係に決着をつけ、二人の恋が新しい段階へと進もうとするその時、奈々美から予期しない真実が明かされます。失踪した夫との離婚届を出していないというのです。
立場を超えた恋は、どこへ向かうのか。
新刊Hubがこの本を紹介する理由
ananマンガ大賞という知名度の高い受賞作の第3巻という時点で注目ですが、特に着目すべきは『大人の恋愛に現れるリアルな障害』の描き方です。
恋愛漫画の多くは若年層を想定していますが、この作品は30代の母親という人生経験豊かなキャラクターを主人公に据えることで、読者層を大きく広げています。法的・倫理的な問題を前にした時、大人がどう向き合うかという構図は、今の時代だからこそ響く素材といえます。
あらすじ
互いに『喪失感』を抱える大人同士が、じわじわと距離を縮めてきた二人。塾講師・三塩遼介は生徒の母親・直江奈々美に惹かれ、彼女もまた、その優しさと理解に心を開いていました。
第2巻で遼介は元彼女との関係に終止符を打ち、奈々美との恋を前に進めようと覚悟を決めます。しかし新しい段階へ踏み出そうとした矢先、奈々美から衝撃の告白が。
失踪した夫との離婚届をまだ提出していないというのです。
立場も年代も異なる二人が、恋愛だけでは解決できない現実と向き合う時、彼らが見つける答えとは。
この本の魅力
魅力① 年代差と立場を超えた『本当の繋がり』の描き方
塾講師と保護者という一般的には越えてはいけない線を越えた二人が、なぜ惹かれ合うのか。その根拠が『互いの喪失感』という共通項にあるという設定が秀逸です。
単なる禁断の恋ではなく、人生のどこかで傷を負った大人同士が、その傷に寄り添う関係として描かれることで、読者の心に深く届く話になっています。年齢差8歳という距離感も、若年カップルとは異なる重みを持たせています。
魅力② 第3巻で現れるリアルな障害と選択肢の重さ
多くの恋愛ストーリーは心情の決着で終わりますが、この作品が描くのは『決断の後の現実』です。失踪中の夫の存在という法的な問題が浮上することで、二人は単なる愛情の確認だけでなく、人生の選択を迫られます。
このような現実的な葛藤を丁寧に描くことで、読者は自分たちだったらどうするか、本当の関係とは何か、という問いに直面することになるのです。
魅力③ ねむようこの得意な『心理描写』がより深まった作品
『こっち向いてよ向井くん』で高く評価された著者の心理描写の技法が、さらに洗練されているのがこの第3巻です。
セリフの端々、沈黙、視線の行き先など、細部から登場人物の揺らぎが伝わってきます。漫画だからこそできる表現方法を駆使して、二人の複雑な感情が丁寧に紡がれており、読者も同じ心情の流れに巻き込まれるでしょう。
公開情報から想定できる読書体験
本作は、恋愛という感情的なテーマを、法的・倫理的な問題を含んだ大人の選択と結びつけています。純粋な心情の交流だけでなく、現実世界の制約と向き合う登場人物たちの葛藤が、この作品の大きな読みどころとなっています。
ananマンガ大賞準大賞受賞という実績も、その質の高さを裏付けています。
こんな人におすすめ
- 30代以上の読者で、自分たちの人生経験を反映した恋愛ストーリーを求めている方
- 法的・社会的な問題を含む『複雑な恋愛』の選択肢を考えるのが好きな方
- ねむようこ作品ファンで、シリーズを追い続けている方
- 大人のキャラクターの心理描写が丁寧な漫画をお探しの方
読む前に知っておきたいポイント
この作品は、純粋なラブストーリーの甘さだけを求める読者よりも、恋愛における『現実的な困難』にどう向き合うかを考えたい読者に向いています。
大人だからこその葛藤、法的な問題、相手への思いと社会的な立場のズレなど、複雑な要素が絡み合います。そのため「サクッと読める純愛ストーリー」として手に取ると、考えさせられる部分が多く感じるかもしれません。
一方で、人生経験がある読者ほど、キャラクターの心情の揺らぎに共感しやすい作品です。
著者について

たぶんここから始まる恋 3
| 著者 | ねむようこ |
| 出版社 | シュークリーム |
| 発売日 | 2026年9月16日 |
| 価格 | 820円+税 |
| ページ数 | 176ページ |
| 判型 | B6判 |
| ISBN | 9784868460268 |
類似作品
『こっち向いてよ向井くん』が好きなら、本作『たぶんここから始まる恋』シリーズはもちろん、大人の恋愛と現実的な葛藤を描いた『君に届け』や『3月のライオン』的な視点の作品もおすすめです。
購入する
大人だからこその恋愛の難しさと深さに共感できる方は、ぜひこの第3巻をチェックしてみてください。



コメント